いよいよ映画賞レースも本格化してきたこの頃、
2024年(第81回)のゴールデングローブ賞の受賞結果が発表されました!
これはぜひ獲ってほしい!と思っていた推し作品から、
公開時には人気だったのに意外と受賞を逃してしまった作品があったりと、
いろんなドラマのあった今年のゴールデングローブ賞。
その結果の感想をまとめてみたいと思います!
ゴールデングローブ賞受賞結果!嬉しいながらも意外な結果も
ということで、いよいよ映画賞のシーズンも本格化!
米国内でアカデミー賞にならぶ権威のある
2024年(第81回)のゴールデングローブ賞の受賞結果が発表されました!
今年のゴールデングローブ賞受賞式も、ノミネートされたスターたちが勢ぞろいして華やかに開催!
果たして栄冠は誰の手に・・・?
と注目されましたが、
その結果は、順当と思われるものから意外な受賞まで、
今回もドラマたっぷりの授賞式でした!
映画部門各賞の結果
さて、それではさっそく、
2024年(第81回)のゴールデングローブ賞の受賞結果
まとめていきながら、感想コメントをつけてみたいと思います!
まずは映画部門から!
作品賞(ドラマ部門)『オッペンハイマー』
ゴールデングローブドラマ部門の作品賞を受賞したのは・・・
この夏の話題を『バービー』と分け合った、クリストファー・ノーラン監督の大作
『オッペンハイマー』
日本では未公開ですのでどんな作品なのかはまだ分かりませんが、
やはりノーラン監督だけあって見事にまとめられた1本に仕上がっているようですね!
しかし日本人としてはやはり原爆というテーマをどのように扱っているのか気になるところではありますが・・・
日本公開は決定したようですので、映画本編をじっくり見て判断したいと思います。
作品賞(ミュージカル・コメディ部門)『哀れなるものたち』
そしてコメディ部門を制したのは、
ヨルゴス・ランティモス監督作品
『哀れなるものたち』
こちらもこれから日本公開なので内容はまだ分かりませんが、
『オッペンハイマー』と話題を独占した『バービー』を抑えての受賞!
ランティモス監督作品はかなりアート寄りで、興行成績ではそこまでのメガヒットにはなりにくいと思うのですが、
その内容が高く評価されたと思われます。
日本でも公開されてから鑑賞するのが楽しみな作品です!
アニメーション映画賞『君たちはどう生きるか』
そして今回のゴールデングローブ賞で日本から初めての受賞!
宮崎駿監督の復帰作
『君たちはどう生きるか』
がアニメーション映画賞を受賞しました!
これは日本人としても嬉しい限りですね!
しかも、対抗馬には
『スパイダーマン アクロス・ザ・スパイダーバース』
『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』
など、大ヒット作がずらりと並んでいたので、よくぞこれで受賞することができました!
宮崎監督、本当におめでとうございます!
監督賞『オッペンハイマー』クリストファー・ノーラン
そして監督賞は、やはり、というか、
『オッペンハイマー』のクリストファー・ノーラン
ノーラン監督の評価は映画を撮るたびに高まっていく一方のようですね。
アート系に寄りすぎず、いつも興行成績も良好なので、バランス感覚も素晴らしいのだと思います!
主演女優賞(ドラマ部門)リリー・グラッドストーン『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
そしてドラマ部門の主演女優賞は・・・
やりましたね!
『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
での鬼気迫る演技が評価されて、
これは快挙ですね!
この映画で見るまでは失礼ながら知らなかったのですが、
名優二人を相手に堂々とした演技で圧巻でした!
受賞おめでとうございます!
主演男優賞(ドラマ部門)キリアン・マーフィー 『オッペンハイマー』
そして男優部門は、
キリアン・マーフィーが 『オッペンハイマー』の演技で受賞!
未見なのでこの映画での演技については何とも言えませんが、
キリアン・マーフィーは大好きな俳優さんなので嬉しい受賞ですね!
対抗馬もブラッドリー・クーパーやレオナルド・ディカプリオなど実力者たちを抑えての受賞!
個人的にはディカプリオもあげても良かった気もするけど、賞は一つだけだから難しいですね!
主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)エマ・ストーン『哀れなるものたち』
そしてミュージカル・コメディ部門の主演女優賞は、
エマ・ストーンが『哀れなるものたち』で受賞!
かわいいエマ・ストーンが、ヨルゴス・ランティモス監督作品との2作目のタッグで栄冠受賞!
もう完全にアイドル系女優から演技派に脱皮成功ですね!
これからのエマの快進撃に期待したい!
主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)ポール・ジアマッティ『The Holdovers』
そして、男優部門は
ポール・ジアマッティが『The Holdovers』で受賞!
こちらは日本でまだ公開されていないので、なんとも。
公開が楽しみですね!
助演女優賞 ダヴァイン・ジョイ・ランドルフ『The Holdovers』
そして助演女優賞は、
ダヴァイン・ジョイ・ランドルフが『The Holdovers』で受賞!
この作品、評価高いですね!
助演男優賞 ロバート・ダウニー・Jr.『オッペンハイマー』
そして助演男優賞は、我らがアイアンマン
ロバート・ダウニー・Jr.が『オッペンハイマー』で受賞!
演技派としての面目躍如ですね!
早くその演技を目撃したいものです。
脚本賞 ジュスティーヌ・トリエ、アルチュール・アラリ『落下の解剖学』
そして脚本賞は、フランスからの受賞!
ジュスティーヌ・トリエ、アルチュール・アラリが『落下の解剖学』で受賞!
こちらも日本では2月から公開ということで、
本編を目撃するのが楽しみですね!
作曲賞 ルドウィグ・ゴランソン『オッペンハイマー』
そして作曲賞は、
ルドウィグ・ゴランソンが『オッペンハイマー』で受賞!
強いですね、この映画!
ものすごい高評価なのはよく分かりました。
歌曲賞 “What Was I Made For?” 『バービー』
そして、『オッペンハイマー』とおなじく2023年の夏を席巻したにもかかわらず、すっかり影が薄くなってしまっていたのですが、
“What Was I Made For?” でようやっと『バービー』が受賞!
コメディー作品で、エンタメよりが強いと判断されたかな?
グレタ・ガーウィグ監督の才能は個人的に高く評価しているので、やがて他の作品で映画賞を総なめするくらいのものを作ってくれると期待します!
ドラマ部門各賞の結果
そしてドラマ部門の方もざっとご紹介していきますね!
作品賞(ドラマ部門) 『メディア王』
ドラマ部門の作品賞を獲得したのは、HBOの
『メディア王』
世界的メディア王 “ルパート・マードック”をモデルにしたという、華麗なる一族の物語。
このドラマまだ見たことがなかったので、こういうニュースを聞くとがぜん見たくなってきますね!
作品賞(リミテッド部門) 『BEEF』
そしてリミテッド部門では、Netflixのミニシリーズ
『BEEF』
これも話題になっていたけど、まだ見ていないのです!
やっぱり見たくなってきますね!
作品賞(コメディ部門) 『一流シェフのファミリーレストラン』
そして、大好きなドラマが受賞!嬉しい!
『一流シェフのファミリーレストラン』
これは最高に面白くて、一度見始めたら止まらない病みつきドラマでした!
しかし、コメディー部門だったんですね。笑えると言えば笑えるけど、そこまでコメディーでもないような気が。
若き天才シェフ・カーミーと、レストランの仲間たちの物語で、シーズン3はさらに盛り上がりました!
日本では Disney + で見ることができますので、みんな見てね!
主演男優賞(ドラマ部門) キーラン・カルキン『メディア王』
そして主演男優賞(ドラマ部門)は、やっぱり強い
キーラン・カルキンが『メディア王』で受賞!
早く見なくちゃな〜
主演女優賞(ドラマ部門) サラ・スヌーク『メディア王』
そして主演女優賞(ドラマ部門)も、
サラ・スヌークが『メディア王』で受賞です!
ほぼ独占に近いような。
主演男優賞(コメディー部門) ジェレミー・アレン・ホワイト『一流シェフのファミリーレストラン』
そしてここでも嬉しい受賞!
ジェレミー・アレン・ホワイトが『一流シェフのファミリーレストラン』の演技で受賞!
これは納得の結果でもありますが、やっぱり推してたドラマから受賞は嬉しい!
失礼ながら、ジェレミー・アレン・ホワイトのこともこのドラマで初めて知ったのですが、
自然な演技で上手いんですよね、独白のシーンでは泣かされてしまいました!
受賞おめでとうございます!
主演女優賞(コメディー部門) アヨ・エディバリ『一流シェフのファミリーレストラン』
そして、同じドラマでシドニーを演じた
アヨ・エディバリも『一流シェフのファミリーレストラン』で受賞!
シドも演技してると思えない自然さで、いつも演技のうまさに感動していたので受賞できて嬉しい!
カーミーとの相性もバッチリで、これからもドラマが続くことを楽しみにしています!
主演男優賞(リミテッド部門) スティーブン・ユアン『BEEF』
そしてリミテッド部門では、
スティーブン・ユアンが『BEEF』の演技で受賞!
スティーブン・ユアンさん、超売れっ子ですね、『NOPE/ノープ』の演技もよかったです!
賞にも強くて、評価は高まるばかり!
これからさらなる活躍が期待できそうです!
主演女優賞(リミテッド部門) アリ・ウォン『BEEF』
そしてこれも強かった、
アリ・ウォンが『BEEF』の演技で受賞!
これも早く見なくっちゃ。
助演男優賞 マシュー・マクファディン『メディア王』
そして助演男優賞も、
マシュー・マクファディンが『メディア王』で受賞です!
めちゃくちゃ強いですね、このドラマ!
助演女優賞 エリザベス・デビッキ『ザ・クラウン』
そして助演女優賞で、ようやっと他の作品が!
エリザベス・デビッキが『ザ・クラウン』で受賞です!
ダイアナ妃の演技が評判になってますよね!
実はこのドラマ、シーズン3までは見てたのですが、その後新作見てない!
見た後に激しく暗い気持ちになるのですよ・・・
でも今度でフィナーレらしいので、ちゃんと続き見てみようと思います。
いろんなドラマのあったゴールデングローブ賞でした!
ということで、
いよいよ映画賞レースも本格化してきたこの頃、
2024年(第81回)のゴールデングローブ賞の受賞結果
をここで、ざっとご紹介してみました!
これはぜひ獲ってほしい!と思っていた作品や俳優さんたちが受賞できて嬉しい反面、
ここにノミネートすらされていない作品でも、個人的には大好きなものがたくさんあるので、
いい作品が全部受賞できるわけでもないのが複雑なところ。
公開時には人気だった『バービー』もほとんど受賞することができなくて、難しいところですよね。
ちょっと受賞結果に偏りが大きすぎる気もするのですが、仕方ないのかな。
いろんなドラマのあった今年のゴールデングローブ賞でしたが、賞レースってまあ要するにお祭りですから、
このあとは本丸・アカデミー賞の授賞式も控えていますので、当分はこの賞レースシーズンを楽しんでいきたいと思います!
本ページの情報は2024年1月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。