日本の伊坂幸太郎さんの小説を、
あのブラッド・ピットが主演で映画化!
という奇跡の映画がこちら!
『ブレット・トレイン』
殺し屋だらけの新幹線に運悪く乗ってしまった運び屋・レディバグのサバイバルを、
激しいアクションと絶妙な笑いを満載にして映像化!
日本人から見たらツッコミどころ満載の、不思議な日本の描写も面白くって、
スマッシュ・ヒット・コメディとなったこちらの映画、日本の全国民に、ぜひオススメです!
『ブレット・トレイン』ブラピがご乗車・殺し屋だらけの新幹線!
ということで、日本の新幹線を舞台にした
あのブラッド・ピットの主演作
『ブレット・トレイン』
予告編を見た時から「面白そう!」と思って公開を待っていたのですが、見てみたらやっぱりサイコーに面白くて、
ハマって2回も乗車してしまいました!
あのブラピが、日本の新幹線に乗りながら、殺し屋たちと大乱闘ですよ?!
これは面白くないわけがない!
しかも、単なるアクションだけじゃなくて、
バカバカしい笑いも散りばめられた、見ていて思わず吹き出す
「アクション・コメディ」
ブラピほどの大物俳優でも、こういうおバカな笑いを体張ってやってくれてるのを見ると、
やっぱり、ブラピ、サイコー!!
この映画では全然かっこいいヒーローじゃないけれど、殴られ蹴られてボロボロになってるけど、
そんなブラピが大好きになってしまう映画です!
これは日本の全国民に、オススメです!
『ブレット・トレイン』はブラピと盟友デビット・リーチ監督が生み出した!
さて、そんな日本を舞台にしたサイコー映画
『ブレット・トレイン』
この映画は、ブラッド・ピットと盟友である
デヴィッド・リーチ監督
との間の長年の友情によって生み出されました!
リーチ監督は今では
『デッドプール2』
などの監督作品で活躍中ですが、もともとはスタントマン出身で、
ブラピとはあの
『ファイト・クラブ』
でスタントをつとめて以来の仲なんだとか。
そんな二人がタッグを組んで、新幹線という密室のなかで死闘を繰り広げる、異色のアクション・コメディを作り上げたということです!
私たちも乗ることがある新幹線で、普通にその中にあるもの、例えばお箸とかペットボトルとかブリーフケースを使って、
いかつい殺し屋たちが体を張って激しく戦うアクションはそれだけでも見応えたっぷりに仕上がっています!
『ブレット・トレイン』の原作は日本の伊坂幸太郎さんの小説!
そしてこの映画の原作は、
日本の人気小説家・伊坂幸太郎さんの
『マリア・ビートル』
もともとは日本の東北新幹線を舞台に、登場人物も全員日本人だったものを、
ブラッド・ピットを主演にしてハリウッド版のキャストに入れ替えて、
新幹線に乗車してくる殺し屋たちも国際色豊かな面々に変わっています。
そして舞台も東北新幹線じゃなくて、京都に向かう東海道新幹線に変更。
これは国際的にも知名度のある「KYOTO」を目指す、というほうが海外では受け入れやすかったのかな。
私はこの原作はまだ読んでいないので、具体的にそのほかどんな変更があったのか、この後読んで確認してみたいと思っています。
それにしても、これまで日本を舞台にした映画は数々あれど、
日本の小説が原作、というパターンはほとんど無かったと思うので、
世界に日本の小説が紹介される、またとないチャンスになったかと思うと嬉しいですね!
『ブレット・トレイン』のあらすじ
さて、そんな映画
『ブレット・トレイン』
そのあらすじを簡単にご紹介していきますね!
この映画の主人公は、殺し屋の第一線は退いて、単なる運び屋として仕事復帰してきた
レディ・バグ(ブラッド・ピット)
今回のミッションは、新幹線「ゆかり号」に乗り込み指定されたブリーフケースを盗んで次の役で降りる、という簡単なもの。
だったはずなのに、この新幹線には続々と殺し屋たちが乗ってきて、
一駅で降りるはずだったレディ・バグも、殺し屋たちに狙われて、降りたいのに降りられない!
手強い殺し屋たちと一緒にひた走る新幹線で、はたしてレディ・バグはこの予想外の事態を生き延びることができるのか・・・?!
というストーリー。
ブラッド・ピット演じるレディ・バグは、もう殺しはしたくないので銃も持たず、
続々と現れる殺し屋たちと素手で戦わなくてはいけないので、全編ハラハラ、ノンストップの体を張ったアクションの連続です!
『ブレット・トレイン』の見どころ
そんなノンストップ・アクション・コメディ映画
『ブレット・トレイン』
見ていていくつか「これは面白い!」とツボに入ったポイントがあったので、
ここからそのポイントをご紹介していきますね!
『ブレット・トレイン』のおかしなニッポン?!
この映画を見ていて何よりも一番面白かったのは・・・
ハリウッドの作り上げた不思議な国・ニッポン!
普段日本に暮らしている私たちからすると、
こーんなんじゃないよねえ?
とツッコみたくポイント満載!
この映画の舞台になるのは日本の新幹線なんだけど・・・
なんかヘン!
新幹線の名前が「ゆかり」なのもなんかヘン!
ふりかけかよ!
新幹線が秋葉原から出発するのもなんかヘン!
海外の人たちに人気スポットだからかな?
日本語のセリフもなんかヘン!
日本語ではあるんだけど、普段私たちが言わないような言い回しだったり、言葉使いだったり。
たぶん、英語の脚本をそのまま日本語訳にしたからかな?直訳だとおかしくなるよね。
そしてゆるキャラもなんかヘン!
「モモもん」という不思議な?ゆるキャラが乗っているのですが、
なんとなーく不気味な感じで、これ日本だったら人気でないかも?!
そんな感じで、ちょっと変わった不思議なニッポン連発で、「海外の人から見ると、日本ってこんななの?」とそのギャップが面白いです。
これ、舞台は日本ですが、実際に撮ったのはアメリカなんだそうです。
もちろん、新幹線でのシーンも全部セット。
だから内装なども、「え?こんな新幹線ある?」って感じの斬新なデザインに!
ようするに全部、「ハリウッドが作り上げた日本」で撮影されているので、それはちょっとヘンになっても当然か!
でもこの映画を見た海外の方達が、
「日本って面白そう〜行ってみたい!」
と思って旅行にきたら、思ったのと全然違ってがっかりしないかな?とちょっと心配!
これはこれで、「架空のニッポン」ということで、楽しんでもらえるとうれしいな!
『ブレット・トレイン』のおかしな殺し屋たち
そしてこの映画で注目は、なんといっても
続々と乗ってくる殺し屋たち
みんな強烈なキャラクター揃いで、しかもなんだか間抜けでおかしくって、憎めない奴らなのです!
最初から登場するのは、
「双子」の「タンジェリン」と「レモン」
あの、「双子」っていっても人種が違いますけど?と思いますが、いやいやれっきとした一緒に育った兄弟。
この二人、凶悪な殺し屋なのですが、
「レモン」は口を開けば「機関車トーマス」の話ばかりをするおとぼけ殺し屋で、
二人のやりとりには何度も吹き出しそうになりました!
なんなの、この兄弟。
その他には、
メキシコ人の殺し屋で、妻を殺された恨みを晴らそうとする
「ウルフ」
猛毒を操る女殺し屋
「ホーネット」
そして得体の知れない年若い殺し屋?
「プリンス」
などなど、それぞれが主役でもスピンオフ映画を撮れそうなくらいの強烈な個性ばかり。
こんな人たちに実際に出会う日が来ないことを祈るばかりですが、
だから余計に、こんな人たちとずっと新幹線で乗り合わせてしまうレディ・バグの不運が面白いんですよね!
『ブレット・トレイン』日本人・日系キャストにも注目!
そしてこの映画
『ブレット・トレイン』
メイン・キャストが国際版に入れ替わっているとはいえ、日本が舞台なだけに
日本人・日系キャストも活躍しています!
まずは日本が誇る国際派アクション俳優
真田広之さんが登場!
映画を見る前には、「どれくらい出番あるのかな?」と思っていたのですが、
たくさんセリフもあるし、相当重要な役で嬉しかったです!
さすが長年ハリウッドで活躍しているだけのことはある、圧巻の登場です!
そして真田広之さんの息子役には、
日系イギリス人俳優の
アンドリュー・小路さん
そして出番は少ないものの、
新幹線の車掌さん役に、長くアメリカで活躍を続ける
マシ・オカさん
新幹線の車内販売員には、最近活躍目覚ましい日系アメリカ人俳優の
福原かれんさん
などなど、
多くのハリウッドで活躍する日本人・日系人の俳優さんたちが登場してきて嬉しい限りですね!
願わくば、いつかはこういう俳優さんたちが主人公となったハリウッド映画が、
スマッシュ・ヒットを飛ばせる日が来ると嬉しいですね!
最近はアジア映画もがんばっているし、いつかはこれに続いてほしい!
『ブレット・トレイン』次々と繰り出される笑いに爆笑!
そしてこの映画では、
もちろんブラピをはじめキャストたちの体を張ったアクションが一番の見どころではあるのですが、
個人的には笑いの方がツボでした!
とにかく「レモン」が毎度毎度繰り出してくる、
「機関車トーマス」の話がウザい!
兄弟の「タンジェリン」じゃなくても、「もう一回トーマスの話したら頭を撃つぞ」って気分になるのですが、
それでもしつこく何度も言ってくると、思わず笑ってしまいます。
そして予想外の事態に二人で頭をひねって文句いいあっているところとか。
そしてブラピ演じるレディ・バグが、予想外の事態にいちいち
「おうっ」とか「ふあっ」とか驚いてビビってる様子も笑える。
「なんなんだよ〜」「なにすんだよ〜」って言いながら、望んでない不運に巻き込まれていくのがおかしいんですよね〜。
とにかく、レディ・バグと、タンジェリンとレモンの双子の絡みのところは、何度も見たい面白さが詰まってました!
この3人でスピンオフ見たいくらいなんだけど、実現できないかな〜??
こんな感じで、見ていると思わず吹き出してしまう笑いが次々と繰り出されてくるので、
コメディが好きな方達にもオススメです!
『ブレット・トレイン』意外なサプライズ・ゲストにも注目! *ネタバレあり*
そしてこの映画では、
主演のブラッド・ピットの広い交友関係のおかげが、
とある大物俳優たちがサプライズ・ゲスト出演!
この人たちも出演時間は短いのですが、
ちゃっかり笑いをとって行ったので、最高でした!
その大物俳優たちとは・・・
**ネタバレあり**
まだ映画を見てなくて、サプライズを楽しみたい方は以下はスクロールしないでね!
**ネタバレあり**
**ネタバレあり**
**ネタバレあり**
**ネタバレあり**
**ネタバレあり**
主人公レディ・バグに、スマホからずっと指示を出し続ける
「ハンドラー」のマリアの役に!
サンドラ・ブロック!
まあ、この人の場合はサプライズっていうか、最初から声で出てきたので、声を聞いた時点でみんな分かったと思うのですが。
でも声だけの出演かと思ったら・・・
サプライズ!
これもブラピとの長年の友情での出演のようですよ。
そして、車内の旅行者の役に・・・
チャニング・テイタム
わー!この人も?とサプライズ!
これはサンドラ・ブロックと『ザ・ロスト・シティ』で共演したご縁かな?
そしてもう誰も出てこないと思ってたら・・・
レディ・バグが代理に入った殺し屋・カーバーの役で、
ライアン・レイノルズ!
たった一瞬のサプライズ!
という、なかなか豪華なサプライズも用意されていて、
最初から最後まで楽しめました!
ちなみに、最大のサプライズは、エンドクレジットが始まってからだったんですけどね・・・!
『ブレット・トレイン』ぜひ見てね!
ということで、
日本の伊坂幸太郎さんの小説を、
あのブラッド・ピットが主演で映画化した
『ブレット・トレイン』
殺し屋だらけの新幹線に運悪く乗ってしまった運び屋・レディバグのサバイバルを、
激しいアクションと絶妙な笑い満載で描いて、サイコーに面白い映画に仕上がっていました!
日本人から見たらツッコミどころ満載の、不思議な日本の描写も面白くって、
この映画、日本の全国民に、ぜひオススメしたいと思います!
あんまり面白かったから、ぜひスピンオフも作ってほしいな!
さすがにこの後のストーリーは無理だろうから、この数年前の出来事とか?
ぜひ実現してほしいですね!