あのディズニーの名作アニメ『リトル・マーメイド』が実写化で帰ってきた!
公開前から話題沸騰となった実写版
『リトル・マーメイド』
IMAXの大画面で観てきたのですが、
海の描写も美しく、その上を走る船の描写も大迫力!
そしてなによりも、主人公アリエルの歌の美しいこと・・・
思わず鳥肌がたって涙ぐんでしまうほどの天使の歌声!
キャスティングについては議論を巻き起こしていましたが、
アニメの新しいリメイクとしては、満点以上の良作で、大満足でした!
実写版『リトル・マーメイド』名作アニメのリメイクは美しい良作!
ということで、
あのディズニーの名作アニメ『リトル・マーメイド』の
実写版リメイク作
『リトル・マーメイド』
IMAXの大画面で観てきました!
この作品は、ご存知ディズニーの名作アニメ
『リトル・マーメイド』
その実写化リメイク新作です!
オリジナル・アニメは1989年に公開されて以来、世界中の子どもたちに愛されてきたディズニー映画の中でも傑作の一つですので、
公開前からなにかと議論が起きていた話題の実写化でしたが、
実際に作品を見てみると、
アリエルたち人魚の住む海の描写も美しく、その上を走る船の描写も大迫力!
大画面の上に現れた船はおそらく実物大くらいのサイズ感!
そして、主人公アリエルの歌は圧巻!!
思わず鳥肌がたって涙ぐんでしまうほどの天使の歌声!
ルックスもカワイイし、大作ミュージカル映画の主役として十分すぎる以上の存在感を発揮していましたよ。
アニメの新しいリメイクとしては、満点以上の良作で、大満足でした!
2時間を超える上映時間もあっという間で、ミュージカル作品としては理想的なエンターテイメント作だと思います!
実写版『リトル・マーメイド』のスタッフ&キャスト
ということで、公開前から大きな話題となった
あのディズニーの名作アニメ『リトル・マーメイド』の実写版リメイク作
『リトル・マーメイド』
そのスタッフとキャストをご紹介していきます!
まず監督は、数々のミュージカル映画をヒットさせてきた実績のある
ロブ・マーシャル監督
監督ご本人もブロードウェイの出身で、
これまで『シカゴ』、『イントゥ・ザ・ウッズ』、『メリー・ポピンズ リターンズ』などの大作ミュージカル映画を成功させてきた実績を買われての登板となります!
そしてミュージカル以外では、『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』も監督していますので、
海と船の描写にも定評がある監督ということで、これ以上の適任はいませんね!
*ロブ・マーシャル監督の『メリー・ポピンズ リターンズ』についての詳しいレビューは、こちらの記事もあわせてどうぞ!
そして主人公のアリエルには、初のアフリカ系ディズニー・プリンセスとして抜擢された
ハリー・ベイリー
このキャスティングについては物議をかもしましたが、映画を見た私からするととても素晴らしいアリエルでしたよ。
グラミー賞ノミネートの実力を存分に発揮していた思わず聞き惚れる美声でした!
ルックスもキュートでかわいいし、これからさらにブレークすること間違いなしでしょうね。
そしてアリエルが恋をするエリック王子の役には、イギリスの新進俳優
ジョナ・ハウアー=キング
こちらも初の大作映画に抜擢です。
最初に登場してきた時には、ちょっと意外と地味な王子?!と思ったけれど、
子犬のような純粋な目で恋に落ちた王子を好演して、見終わる頃にはすっかりファンになっていましたよ!
そして、アリエルの父のトリトン王には、スペインの国際派スター
ハビエル・バルデム
海の王者の風格たっぷりで、まさにハマり役。
海上に顔を出したシーンでは、なんかのホラー映画かと思うようなど迫力でした!
そして海の魔女アースラ役には、コメディ俳優として大人気の
メリッサ・マッカーシー
このアースラもまさにハマり役!!
怖くてもちょっとおかしくてチャーミングな雰囲気もあるし、
歌も大迫力!さすが名女優!!お見事です!
このアースラを見るためだけでも劇場に足を運ぶ価値あり!
そのほか、おしゃべりなカツオドリのスカットルの声には、
オークワフィナ
アリエルと仲の良い魚のフランダーの声には、名子役で知られる
ジェイコブ・トレンブレイ
といった、豪華なキャストがそろって登場しています!
実写版『リトル・マーメイド』のストーリー
そしてこの実写版では、
ストーリーの基本はオリジナルのアニメ版
『リトル・マーメイド』
とほぼ一致するのですが、
上映時間が135分あり、オリジナルが83分なので大幅に長くなっています。
その分、追加の新曲や、追加シーンも用意されていて、見応えのある内容になっていますよ。
また、オリジナルではおそらくはヨーロッパのどこかの海である舞台設定が、
この実写版ではカリブ海のどこかに置き換えられていて、
その分キャストの構成も多様性あふれる形になっています。
追加キャストとして、エリック王子のお母さんの女王も登場し、ストーリーに膨らみを持たせる形になっています。
実写版『リトル・マーメイド』の見どころ
さて、そんなディズニーの名作アニメ『リトル・マーメイド』の実写版リメイク作
『リトル・マーメイド』
全体的に映像も美しいし音楽もすごいし、大満足だったのですが、
映画館のIMAXシアターで見てきて、個人的に見どころだなと思ったところを以下にご紹介していきますね!
海の描写の美しさ!
まず、IMAXの大画面で最初から感動したのは、
アリエルたちの住む海の描写!
大画面で見ると沈没船や海底のトンネルなど、ほぼ実物大?で迫力満点!
まるで海の中にダイビングしてるみたいな臨場感です!
これは溺れる心配もないし、安全に海の中の世界を楽しめるので、
ぜひ一度見てみることをオススメしますよ!
こういった海中シーンはアニメ版ではリアルに描写できなかったところなので、実写版の見どころですね!
船の描写の大迫力!
そして、エリック王子の乗っている船の描写も圧巻!!
IMAXの大画面で、ほぼ実物大で目の前に現れる船が海面を進んでいくシーンの迫力は、
さすがは『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』を撮った監督さんです!
そして難破して船が大破してしまうシーンは、
大画面で見ると想像以上の迫力!子どもだったら泣いてた!
ってくらい、リアルな遭難の描写で、とにかく圧巻でした!
美声に聞き惚れる!ミュージカルの真骨頂♪
そしてこれはミュージカル作品ですから、
一番肝心なのは音楽の良さだと思うのですが、
正直この映画はその点ずば抜けていましたよ。
主人公アリエルを演じる
ハリー・ベイリー
オリジナルのアニメと違ってアフリカ系ということで物議をかもしたキャスティングでしたが、
そんな声を一発で黙らせるくらいの圧倒的な美声!!
Youtubeなどで見ていて、歌上手いなあ、きれいな声だなあ、とは思っていたのですが、
IMAXの大音響で聴くと、本当に聞き惚れるという表現がぴったり!
思わず鳥肌がたって涙ぐんでしまうほどの素晴らしい声でした!
さすがはグラミー賞にノミネートされるだけのことはある実力派ですね。
こればっかりは、本業は俳優さんのキャストがトレーニングして歌うのとはまたレベルの違った凄さです。
IMAXのいい音響で、たっぷりとその美声に浸れることができて、幸せでした。
もちろん、エリック王子の見せ場の歌や、オークワフィナのスカットルのラップも聞き応えたっぷり!
とはいえ、とにかくこの映画はアリエルの歌声に尽きる!
映画館のいい音響で一度は体験してみないと損ですね!
実写版『リトル・マーメイド』をめぐる論争について思ったこと
ということで、この
ディズニーの名作アニメ『リトル・マーメイド』の実写版リメイク作
『リトル・マーメイド』
実際にIMAXで目撃してみて思ったのは、
公開前にあったアリエルのキャスティングについての論争は一体何だったんだろう?ということ。
これだけ映画の完成度が高いともはやどうでもいい気もしますが、
一応ここで自分の考えもまとめておきたいと思いますね。
実写版アリエルは想像以上にすばらしかった!
まず、この実写版では、
アリエルがアフリカ系の
ハリー・ベイリー
がキャスティングされたということで、アニメのアリエルが明らかに白人の特徴を持っていたことから
「私のアリエルじゃない」という拒否反応が一部のファンに起こったということなんです。
それはもちろん、子供の頃から見てきたアニメ版の世界をできるだけ壊したくないという気持ちもわかるのですが・・・
実写は実写でまた表現が異なる新しい創作物になるわけですから、
ある程度新しい設定を吹き込むのは必然だとも思うんですよね。
オリジナル版が公開された当時とは、社会も変わってきていますし。
監督もインタビューで言っているのですが、アリエルのオーディションでは人種関係なくあらゆる人たちと会ったそうで、
そういった中でハリー・ベイリーを超える歌唱力と、かわいらしいルックスなどの持ち主はいなかったんだろうな、
と、映画を見た後には素直に納得できますしね。
オーディションであれだけ歌われたら、誰も太刀打ちできなさそう・・・
そして、映画の中でアリエルがアフリカ系なのは全く不自然ではない設定になっていて、
アリエルのお姉さんたちも「7つの海の人魚たち」という設定で、多様な人種構成になっていましたし、
映画の舞台がどうやらカリブ海のどこかのようで、
エリック王子のお母さんはエリック王子を幼少期に養子にした、という設定で、
お母さんはアフリカ系、エリック王子はイギリス系になっています。
そんなわけで、アリエルがアフリカ系でも、自然に映画の世界に入っていけました。
そして何より、これは実在の人物のお話じゃなくて、ファンタジー!空想の世界の話ですから!
実際の人魚なんて誰も見たことないんですから、そのイメージについて自由な空想をする余地もありますよね!
ですので、あまりそんな人種のこととか気にしないで、映画を楽しんだらいいのにな、と思っています。
人気アニメの実写化はいつでも難しいと思うこと
そして今回の論争をみて一番思ったことは
人気アニメの実写化はいつでも難しい
ということ。
みんな好きなアニメのイメージを壊されるのを嫌うから、実際アニメの実写化は難しいし、コケることも多い印象。
アニメの実写化で大成功してる作品!と言われて、すぐにピンと思い出す作品もあんまり無い気がする。
だから、それを考えると・・・
もしアリエルが白人キャストだったとしても、髪の色が違う、瞳の色が違う、声が違う、などなど
どのみち受け入れられないファンは一定数いたんじゃ無いかな、と思います。
そういうイメージを変えられることを嫌がるファンたちは実際映画館には足を運ばないだろうし、
それはそれで本人の選択なのでいいと思う。
でも、そうやって見ることのない一部のファンのために、映画の価値を傷つけられる必要はないし、
見たい人たちは個々人の判断で見るのが健全なのではないかな?と素朴に思います。
そして私は自分の判断で見に行って、結果ものすごく感動したし、大満足でした!
そういう実際に見て大満足した人たちの声も、製作者やキャストの人たちに届くといいな、と思います。
実写版『リトル・マーメイド』ぜひ大画面で目撃してね!
ということで、
あのディズニーの名作アニメ『リトル・マーメイド』の実写版
『リトル・マーメイド』
IMAXの大画面で観てきたのですが、
海の描写も美しく、その上を走る船の描写も大迫力!
そしてなによりも、主人公アリエルの歌の美しいこと・・・
思わず鳥肌がたって涙ぐんでしまうほどの天使の歌声で、
本当に見れてよかったミュージカル映画の良作!大満足でした!
キャスティングについては議論があるのは知っていましたが、
あまりそういう改変にこだわらず、一度は見て見るべきいい作品だと思います。
良かったら、ぜひ一度は目撃してみてくださいね!