あの映画史に残る名作
『グラディエーター』
ついにその続編が24年の時を経て公開されました!
新たに新進俳優ポール・メスカルを主演に迎えた
『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』
正直、名作の続編ってどうなんだろう・・・?
って観る前は思っていたのですが・・・
さっそく観てきたところ、これは大傑作!
見事に前作のエッセンスを引き継いで、さらにパワーアップして帰ってきました!
これは全人類、必見の映画ですよー!
『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』あの名作の続編も大傑作!
ということで、2024年11月15日から公開となった
『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』
さっそく観てきました!!
だいたいヒット作の続編って微妙なものが多かったりするのですが、
これはオリジナルと同じくリドリー・スコット監督がメガホンをとり、
名作の呼び声高い前作のエッセンスを完全に引き継いだ上で、
さらに戦闘シーンやセット美術なども大幅にパワーアップした大傑作に仕上がっていましたよ!
次々と目の前に映し出される驚異的な映像の数々に、時間を忘れて没頭してしまって体感時間は1時間切ってました!
キャスト陣についても、前作はラッセル・クロウとホアキン・フェニックスという名優二人が映画史に残る名演を見せましたが、
今作ではここ数年で一気に頭角を表したポール・メスカルを主演に迎え、
デンゼル・ワシントンという重鎮に加えて、数々の映画やドラマで大活躍のペドロ・パスカルも助演に据え、
しかも人気急上昇中のジョゼフ・クインも皇帝役で登場という、
前作に見劣りしない超豪華キャストの構成にしてきていました!
戦闘シーンの迫力も大幅にパワーアップしていて、
これは絶対に、大スクリーンで見て欲しい、大傑作に仕上がっていましたよ!
前作『グラディエーター』の正統派続編!
それではここで、2000年に公開された前作
『グラディエーター』
について簡単にご紹介します。
この作品は、数々の名作を世に送り出してきたリドリー・スコット監督による歴史アクション大作です。
舞台は古代ローマ帝国、五賢帝の一人として知られるマルクス・アウレリウス帝の統治下からスタート。
ローマ帝国の将軍マキシマス(ラッセル・クロウ)は多くの武功を挙げて、マルクス・アウレリウス帝(リチャード・ハリス)の厚い信頼を得ていました。
その人柄と忠誠心を見込んだ皇帝は、マキシマスを自分の後継者として次期皇帝に据えようとしましたが、
皇帝の息子コモドゥス(ホアキン・フェニックス)は嫉妬に燃えて父を暗殺。
その企みに気づいたマキシマスは、謀反人として追われる身になります。
愛する家族も失い、奴隷として転落したマキシマスは、市民の娯楽のために命懸けで闘技場で戦う剣闘士(グラディエーター)に。
自分を陥れたコモドゥスに復讐するため、人気のグラディエーターとしてローマに戻ろうとして・・・
というストーリーで、マキシマスの壮絶な戦いが多くの映画ファンを惹きつけて大ヒット。
第73回アカデミー賞では作品賞を含む5部門を受賞し、視覚効果やハンス・ジマーの音楽でも高い評価を受けた作品です。
キャストには、主演のラッセル・クロウをメインに、ホアキン・フェニックス、コニー・ニールセンが助演を務め、それぞれの演技が高く評価されました。
主演のラッセル・クロウは、アカデミー賞主演男優賞を受賞。
当時まだ20代だったホアキン・フェニックスもアカデミー賞にノミネートされ、これを機に一気に演技派俳優として名を馳せるようになりました。
映画のキャスト、スタッフともに現代映画界の超一流が揃い、
今もなお愛され続ける映画史に残る傑作歴史スペクタクルドラマです。
公開から24年も経ってから続編が公開されるのも、それだけ多くのファンに愛されてきた証拠!
この続編の公開を機に、ぜひまたこの名作も合わせてご覧いただければと思います!
前作『グラディエーター』と続編『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』のつながりは?
さて、それではこの映画史に残る名作映画の続編となる
『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』
24年もの時を経て公開されたこの続編の、前作とのつながりはどうなっているのか、まとめてみました。
まずは、キャスト&スタッフですが、多くが続投を果たして再結集!前作の正統派続編として十分な布陣になっています!
- リドリー・スコット監督が続投! 前作を手がけたリドリー・スコット監督が続編でも再びメガホン!監督の思い描いたストーリーの続きがどうなっていたのか、これを見ればその壮大な構想が明らかになりますね!
- 前作の原案・脚本のデヴィッド・フランゾーニも製作陣に! 前作で原案・脚本を手がけたデヴィッド・フランゾーニさんも、続編のプロデューサー陣の一人に名を連ねています。
- 撮影監督ジョン・マシソンさんも続投! 前作でも撮影を担当したジョン・マシソンさんも、再び古代ローマの世界をカメラに納めています。その美しい映像美にも注目!
- コニー・ニールセン、デレク・ジャコビも続投! そして、前作でコモドゥス帝の姉ルッシラを演じたコニー・ニールセンさんも続投!さらに、元老院議員役のデレク・ジャコビさんも続投し、再び帝政ローマの闇を描き出します!
そして、ストーリーの方も、
前作から16年後のローマが舞台!
前作では12歳だったルッシラの息子ルシアスが今や立派な青年に成長!
不思議な運命に導かれ、グラディエーターとして皇帝の前に姿を現すことになるのです・・・!
これは、前作のファンでなくとも、一体ルシアスがどうなるのか気になる設定ですよね!
続編の公開前からすでに大きな話題となって、映画ファンの期待が高まっていたのも無理のないことですね!
この続編は、もちろんそれだけでも楽しめる作りにはなっていますが、
前作とのつながりが分かっていた方が、より主人公のルシアスの境遇に共感できると思うので、
ぜひ続編を見る前に前作も復習として観てから劇場に足を運んでいただければと思います!
オリジナル版も観てから続編を観てね!
『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』とは?見逃し禁止の大傑作!
それでは、いよいよ公開となった
『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』
その超話題の続編について、簡単にご紹介していきますね。
2024年11月15日から日本公開となりましたが、
この続編では、リドリー・スコット監督が再びメガホンを取り、
前作から16年後の物語を描き出していきます。
前作から制作費も大幅にパワーアップし、前作では約1億300万ドルと言われていたところ、
今作では約2億5,000万ドル(約500億円)ということですので、スケール感が違いますね!
映画の中で主な戦闘シーンが行われるコロセウムは、なんと実物大のセットを建てて撮影!
壮大なアクションシーンを撮影するために、俳優陣とスタントチームは6ヶ月もの訓練期間を経て撮影に臨んだということです。
これぞ、ハリウッド映画にしか出せない壮大な規模の映画になっています!
絶対に大スクリーンでぜひ見て欲しい、壮大なスケールの歴史大作映画です!
続編『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』のあらすじ
それでは、この映画
『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』
そのあらすじも簡単にご紹介していきますね。
この映画の舞台は前作から16年後。
ローマ帝国は、ゲタ(ジョセフ・クイン)とカラカラ(フレッド・ヘッキンジャー)という双子の皇帝が圧政を行っている時代。
ルシアス(ポール・メスカル)は前作でコモドゥス帝が倒れた後、母ルッシラ(コニー・ニールセン)が陰謀から守るためにローマから逃し、
ローマから遠く北アフリカのヌミディアで成長し、軍人となって妻と一緒に暮らしていました。
しかしそこへ、ローマの将軍アカシウス(ペドロ・パスカル)が軍を率いて侵攻してきて戦争に。
その戦いでヌミディアは敗れ、ルシアスは妻を失い、捕虜となって奴隷の身分に落とされてしまいます。
そこで奴隷商人マクリヌス(デンゼル・ワシントン)と出会い、剣闘士(グラディエーター)として活躍。
妻の復讐を果たすため、アカシウス将軍の命を狙おうとするのですが・・・
というストーリー。
続編を作る、と聞いた時、前作ではメインキャラクターみんないなくなってしまったけどどうするの?
と思っていたのですが、見事にその後の物語を作り上げてくれましたよね!
この続編では、ルシアスの復讐劇に加えて、マクリヌスという得体のしれない野心家も登場してきて、
ますますストーリーも複雑で、権謀術数のうずまくローマの政治背景も絡まって、面白さが倍増していますよ!
これぞ、多くの人たちが観たいと思っていた続編なはず!
往年のファンも新規のファンも、どちらも楽しめる壮大なストーリーです!
続編『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』のキャスト
さてそれでは、この待望の続編
『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』
そのキャスト陣をご紹介していきます。
この続編では、今メキメキと頭角を表している若手と実力派俳優たちが集結して、俳優陣を観るだけでも一見の価値がありますよ!
- ポール・メスカル(ルシアス役)
まず主人公ルシアスを演じるのは、アイルランド出身の俳優ポール・メスカルです。
まだ俳優としての活動は5〜6年ほどという若手俳優ですが、
映画『aftersun/アフターサン』での演技が高く評価され、一気に世界が注目する新進俳優となりました。
この続編では、前作の伝説的なラッセル・クロウの跡を継いで、復讐に燃える剣闘士(グラディエーター)としてアクションも披露して、その演技力の高さを見せてくれていますよ!
- デンゼル・ワシントン(マクリヌス役)
そして、ルシアスをグラディエーターにした奴隷商人マクリヌスを演じるのは、誰もが知る名優デンゼル・ワシントンです。これまで数々の名作で強烈な存在感を示してきた名優が、この映画では主人公ルシアスの命運を握る重要な役柄で登場しますよ!
この演技で再びアカデミー賞を取るのでは?という評判も出ている圧巻の演技を披露してくれています!
- ペドロ・パスカル(アカシウス役)
そして、ルシアスの住むヌミディアを攻め落とした将軍アカシウスを演じるのは、チリ出身の俳優ペドロ・パスカルです。
『マンダロリアン』シリーズのマンドー役をはじめ、数々の映画やドラマで大活躍中ですが、
本作ではルシアスの復讐の相手として、はからずも命を狙われてしまう存在として登場します。
華麗なアクションも披露していて、戦闘シーンは手に汗握る迫力ですよ!
ペドロ・パスカル主演の『THE LAST OF US』もものすごく面白いのでぜひあわせてご覧ください!
- コニー・ニールセン(ルッシラ役)
そしてメイン・キャストの中では唯一前作から続投となるコニー・ニールセンは、元皇帝コモドゥスの姉であり、主人公ルシアスの母であるルッシラを演じます。
前作と同じく、皇帝の資質に疑問を感じ、ローマ帝国の未来を憂いている賢い女性ですが、
そのために困難な運命に巻き込まれていってしまい、映画のストーリーのキーパーソンになっています。
- ジョセフ・クイン(ゲタ帝役)
そして双子皇帝の弟、ゲタ帝を演じるのは、イギリス出身の俳優ジョセフ・クインです。
『ストレンジャー・シングス』のエディ役でおなじみ!この役で一躍世界的に注目される若手俳優の一人になりました。
本作では、帝国を混乱に陥れている残虐で無能な皇帝として、狂乱ぶりを披露していますよ!
- フレッド・ヘッキンジャー(カラカラ帝役)
そして双子皇帝の兄、カラカラ帝を演じるのは、アメリカ出身の俳優フレッド・ヘッキンジャーです。
ドラマ『ホワイト・ロータス』では自閉症の少年を見事に演じ、注目が高まっている若手俳優です。
本作では、暴君として歴史に名を残すカラカラ帝を、狂気じみた迫力で演じています!
こういった実力派キャストたちが集結して、この映画の壮大な物語を作り上げています。
これだけの注目の人気俳優たちの共演を観るだけでも、この映画を観に劇場に足を運ぶ価値がありますね!
『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』の見どころと注目ポイント!
それではこの映画
『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』
を観て、個人的に見どころだなと思ったポイントをご紹介していきますね!
大胆なネタバレはしないつもりですが、どうしても映画の内容に触れないわけにはいかないので、
まだ映画を観ていなくてできるだけ情報を入れたくない方は、以下は飛ばして読んで映画を観てから読んでいただければと思います!
戦闘シーンの大迫力!!
まず、この映画は冒頭シーンから
ローマ帝国軍がルシアスのいるヌミディアに攻め込んでくるのですが、
圧巻のど迫力の戦闘シーン!
これどうやって撮ったの?というくらい、大勢の兵士たちが船で、陸で、血みどろの戦いを繰り広げていて
思わず息をするのを忘れてしまいそうでした!
VFXも使っていると思いますが、実際に実物大のセットも建てて、実際にエキストラたちも使ってのその映像はまさに圧巻!
古代の戦闘って銃はないけど、うなりを立てて飛んでくる弓や槍はやっぱり怖いなあ・・・と恐怖を感じてしまいます。
そしてグラディエーターたちの戦いも、前作以上にすさまじい!!
今作では、闘技場にサルやサイも登場するし、またコロセウムでは水を張って船を入れて海戦シーンもあるし、
次々と息を呑む迫力の戦闘シーンが繰り広げられてきて、観ているだけでも緊張して疲れてしまいますよ!
とにかくすごいのでこれは大スクリーンで観ないと損かもしれません!
圧巻のセット美術!小道具や衣装なども注目!
そしてこの作品では、セット美術もものすごくて、なんと
実物大のコロセウムをセットで建ててしまった!
という桁はずれなスケール!
海戦シーンでは実際にそのセットに水を張って船を出して、
ポール・メスカルたちがその上で戦っているところを、上の観客席から実際にマクリヌスや皇帝役たちが眺めていたということです。
それだけやっているから、あの臨場感なのですね・・・!
それ以外にも、ローマの市内の様子や、闘技場、ルッシラや皇帝の邸宅など、
とにかく懲りに凝ったセット、そして衣装・小道具など、画面の隅々まで観ていて驚異的というほかないです。
映画のストーリーももちろん面白いですが、こういうセットや美術に注目して観るだけでも一見の価値があります!
俳優陣の演技合戦がすごすぎる!
そして、なによりも、
豪華キャストによる演技合戦は見応えたっぷり!
ポール・メスカルも、いい俳優さんだとは知っていたのですが、
これまでこういったアクション大作で、しかも主演というのは本人も未経験の中で、
圧巻の演技でした!
もともと舞台もやっていたから発声も十分だし、もとはスポーツ選手だったから体も鍛え上げてきていて迫力のアクションの連続!
何よりも、あのグラディエーターの衣装が似合うんですよね!
鍛え上げた二の腕の筋肉がリアルにグラディエーターに見えました!
主演をこの人にして、大正解でしたね、リドリー・スコット!
そしてデンゼル・ワシントンですよ!
もう登場しただけでものすごい存在感!
一人だけものすごく身長が大きく見えました。それくらい存在感がすごい。
正直この人が皇帝ならだれも逆らわないよね、と思いながら見ていました。
しかもこの大ベテランもアクションシーンも披露してくれていて、ありがたいの一言です。
やっぱりこれはアカデミー賞また取るかもしれませんね!
そのほか、ペドロ・パスカル、コニー・ニールセンも安定の名演技を披露してくれていましたが、
個人的に印象に残ったのは、
双子のイカれた皇帝たち!
なんか、見ただけで正常じゃない感じで、こんな人らにローマ帝国が率いられているなんて恐ろしいな、
と観ていて寒気がしましたよ。
ジョセフ・クインとフレッド・ヘッキンジャー、二人ともすごかったです。
もともとすでに、瞬く間に売れて大活躍中の若手二人ですが、
この映画を機にさらにこれからもっと映画界を背負っていく人たちになるんだろうな、と思わされました!
こんなふうに、映画界注目の若手から中堅、そして重鎮までもが、惜しみなく名演技を披露してくれているこの映画、
本当に観ないと大損だと思います!!
ぜひその迫力の名演技を目撃していただきたいと思います!
『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』ぜひお見逃しなく!
ということで、
あの映画史に残る名作
『グラディエーター』
ついにその続編が24年の時を経て公開されました!
新たに新進俳優ポール・メスカルを主演に迎えた
『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』
正直、名作の続編ってどうなんだろう・・・?
って観る前は思っていたのですが・・・
これは大傑作でした!
見事に前作のエッセンスを引き継いで、さらにパワーアップ!!
これは全人類、必見ですので、ぜひ一度目撃してみてくださいね!
絶対に観ておいてよかった!と思える映画だと思います!