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ミュージカル映画ランド

映画『ウィキッド ふたりの魔女』がついに公開!シンシア・エリヴォ&アリアナ・グランデが魔法の世界へ

ブロードウェイの大ヒットミュージカル『ウィキッド(Wicked)』がついに映画化!!

『ウィキッド ふたりの魔女』

シンシア・エリヴォとアリアナ・グランデという豪華キャストがW主演で、

すでに日本以外の国では公開されて大ヒットを記録していましたが、

ようやく日本でも2025年3月7日(金)から公開です!

ミュージカルで長く愛される魔法と友情のストーリーと楽曲とに加えて、

映画ならではのVFXを駆使した圧巻のビジュアルが見ごたえ十分!

ミュージカルファンだけでなく、アリアナファンやファンタジー映画ファンにとっても、待ち焦がれた必見の映画!

その魅力と見どころをご紹介していきますので、気になる方はぜひ読んでいってくださいね!

映画『ウィキッド ふたりの魔女』がついに公開!

ついに日本でも公開がスタートしました!

『ウィキッド ふたりの魔女』

海外ではとっくに公開されているのに、

日本だけなかなか公開してくれなくて随分待たされました・・・

ようやく2025年3月7日(金)から公開が始まり、

さっそく観にいってきましたよ!

もちろん、IMAXの大画面&いい音響で、壮大なミュージカルを楽しんできました!

しかし、すでに公開されている諸外国では大ヒットの上、

評価もものすごく高かったので期待はしていましたが・・・

実際に目にしてみたところ、もう想像をはるかに超えてよかったです!

なんといっても、主演のシンシア・エリヴォとアリアナ・グランデの歌が素晴らしい!!

大画面と大音響で、思わず涙目・・・

そして衣装も、舞台セットも細部まで丁寧に作り込んであって、

まさにめくるめく魔法の世界!!

現実世界の入り込む隙が一瞬もないような、

全編で繰り広げられる魔法の世界で、

上映時間は160分と長尺なので少し心配していましたが、

終わってみるとあっという間の3時間弱でした!

映画『ウィキッド ふたりの魔女』本予告<2025年3月7日(金)より、全国ロードショー!>
映画『ウィキッド ふたりの魔女』本予告

映画『ウィキッド ふたりの魔女』とは?

この映画

『ウィキッド ふたりの魔女』

は、ブロードウェイミュージカルを完全映画化したものです!

2003年にブロードウェイで初演されて以来、世界中で愛され続けるミュージカル

『ウィキッド(Wicked)』

児童小説の名作『オズの魔法使い』に着想を得た、

グレゴリー・マグワイアの小説

『ウィキッド: 誰も知らない、もう一つのオズの物語』を原作としたミュージカルです。

そのストーリーは、『オズの魔法使い』に登場する悪役として描かれる西の魔女エルファバと、

善良な魔女グリンダの友情と対立がメインになっています。

この二人がどうして「悪い魔女」「良い魔女」になったのか、二人の学生時代にさかのぼって、その背景が明かされていきます。

今回の映画化では、ミュージカルの楽曲をそのままに、VFXを駆使した圧巻の映像美でオズの魔法の世界を作り上げていて、

その映画版ならではの世界観は、一見の価値ありです!!

超豪華キャスト

ブロードウェイの人気ミュージカルを映像化するにあたって、

『ウィキッド ふたりの魔女』の主役には、実力派の2人が抜擢されました。

シンシア・エリヴォ(エルファバ役)

「悪い西の魔女」エルファバを演じるのは

シンシア・エリヴォ

イギリス出身の実力派女優・歌手で、ブロードウェイミュージカル『カラー・パープル』でトニー賞、グラミー賞、エミー賞を受賞し、高い評価を得ています。

すでに映画『ハリエット』でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされたこともあります。

今回、このエルファバ役で2度目のノミネートという快挙も達成しました。

その圧倒的な歌唱力と演技力で、エルファバの代表曲「Defying Gravity」を歌うシーンは、

思わず涙ぐんでしまうほど・・・圧巻の一言!!

このエルファバの歌を聴くためにだけでも、映画館に行く価値はあると思います!!

アリアナ・グランデ(グリンダ役)

世界的ポップスターのアリアナ・グランデが、演じるのは

善良な魔女グリンダ

アリアナの歌のうまさは、日本でも多くの方達がすでにご存知だと思いますが、

実は子どもの頃からミュージカルが好きで、2008年にはブロードウェイミュージカル『13』にも出演していたことがあります。

長年『ウィキッド』のファンでもあり、グリンダ役を演じることが夢だったとか。

オーディションでこの役を勝ち取った時の喜びの映像をYouTubeで見ることができますので、よかったらぜひ見てくださいね!

今回このグリンダ役で、いつものポップとは違う歌唱法にも挑戦し、こちらも素晴らしいパフォーマンス!!

グリンダの代表曲「Popular」は、かわいらしくてコミカルで、しかも声も美しくて、最高しかありません!

アリアナのグリンダも、必見です!

ジョナサン・ベイリー(フィエロ役)

エルファバとグリンダの間で揺れるハンサムな王子フィエロを演じるのは

ジョナサン・ベイリー

Netflixのドラマ『ブリジャートン家』で長男のアンソニーを演じて人気となりましたが、

もともとは舞台出身で、2019年にはミュージカル『カンパニー』のジェイミー役でローレンス・オリヴィエ賞ミュージカル助演男優賞を受賞している実力派!!

円形の図書館で歌いながらダンスするシーンはこれも必見!!

また日本でもファンが増えそうですね!

ジョナサン・ベイリーが出演するNetflixのドラマ『ブリジャートン家』について詳しくは、こちらの記事をどうぞ!

ジェフ・ゴールドブラム(オズの魔法使い役)

オズの魔法使い役を演じるのは、『ジュラシック・パーク』シリーズなどで知られる名優

ジェフ・ゴールドブラム

エメラルド・シティの最強の魔法使いを、ユーモラスに演じてくれています!

さすがの大物俳優だけあって、登場するだけで画面がぐっとひきしまりますよ!

ミシェル・ヨー(マダム・モリブル役)

シズ大学の学長であり、エルファバの才能を見出す重要なキャラクター、マダム・モリブルを演じるのは

ミシェル・ヨー

2023年に『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』でアジア系女優として初めてアカデミー賞主演女優賞を受賞した実力派です。

今回のマダム・モリブル役では、本心が見えてこないミステリアスなキャラクターで、

ミシェル・ヨーの演技力が存分に発揮されていますよ!

その他のキャスト

その他の注目キャストとしては、

シズ大学の歴史教授で、話すことのできるヤギの声を演じている、『ゲーム・オブ・スローンズ』で人気の

ピーター・ディンクレイジ

そして、同じくシズ大学の校長を演じている、『グレイテスト・ショーマン』で髭女レティ・ルッツ役で人気の

キアラ・セトル

などなど個性豊かなキャラクターが登場しますので、どのような演技を見せてくれるのか、ぜひ注目してくださいね。

実力派スタッフ

人気ミュージカルの映画版

『ウィキッド ふたりの魔女』

スタッフも超一流が集められている顔ぶれになっています!

監督:ジョン・M・チュウ

この映画のメガホンを取るのは、同じくブロードウェイの人気ミュージカルを映画化した『イン・ザ・ハイツ』を撮って高い評価を得た

ジョン・M・チュウ

今回の映画でも、長尺を全く感じさせないテンポのいい見せ方で、あっという間に映画の世界に引き込まれました!

この映画の成功で、ミュージカル映画の名手として映画界に名を馳せたと思います!

衣装デザイン:ポール・タゼウェル

この映画の世界観を表現する衣装デザインを担当したのは、

ポール・タゼウェル

その精密で魔法のような衣装で見事、アカデミー賞衣装デザイン賞を受賞!

ブロードウェイミュージカル『ハミルトン』の衣装デザインでトニー賞ミュージカル衣裳デザイン賞を受賞したこともある実力者でしたが、

今回のオスカー受賞で初のアフリカ系アメリカ人男性として歴史に名を刻みました!

美術デザイン:ネイサン・クロウリー

さらに、魔法を学ぶシズ大学、オズの魔法使いが住むエメラルドシティなど、圧巻の世界を作り上げた美術を担当したのは

ネイサン・クロウリー

これまで合計5度もアカデミー賞美術賞にノミネートされてきた実力者でしたが、

今回でついに初受賞!

それも納得の素晴らしい美術セットの数々!!

特に、予告編にも出てきた、エメラルドシティ行きの汽車の造形は本当に美しかった!

あ、それと円形の図書館もね!

これは絶対、全人類に一度は見て欲しい!

個人的には『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』で担当した美術セットも好きでした!

映画『ウィキッド ふたりの魔女』の見どころ

それではここからは、この映画

『ウィキッド ふたりの魔女』を目撃して、個人的に見どころだと思ったところをご紹介していきますね!

圧巻の楽曲の数々

まずは、何をおいても

圧巻の楽曲の数々!!

とにかく素晴らしすぎます!

ミュージカル版オリジナルのステファン・シュワルツの楽曲を完全再現!

グリンダを演じたアリアナ・グランデもかわいらしくて、コミカルで魅力たっぷり。

グリンダの代表曲「Popular」は、そのままミュージックチャートでも上位に上がってきそうです。

そしてなんと言っても圧巻は・・・

エルファバを演じた

シンシア・エリヴォ

登場した1曲目の「The Wizard And I」から、いきなり頭をガツンと叩かれたくらいの衝撃!

とにかくすごい歌唱力なんです。

そしてエルファバの代表曲「Defying Gravity」に至っては、もう泣くしかない・・・

すばらしかったです!

残念ながら今年度のアカデミー賞主演女優賞は取れなかったけど、私ならオスカー3つくらいあげてもいい!

そのほか、フィエロ王子を演じたジョナサン・ベイリーが図書館で歌って踊る

「Dancing Through Life」も楽しくて、

とにかく最初から最後まで見どころ・聞きどころ満載!

全編がご褒美みたいな映画に仕上がっています!!

VFXを駆使した豪華ビジュアル!セット美術は必見!

そしてミュージカル版とは異なって、映画版ならではの見どころと言ったらやはり、

VFXを駆使して作りあげた超豪華ビジュアルの世界!

魔法の世界をリアルに実現させるVFX無くしては、この映画の世界は語れないですよね!

エルファバの披露する不思議な力の数々は、

最先端のVFX効果によって存分に再現されています!

空を飛んでいくお猿の衛兵たちも、迫力満点!

なんと言っても、ラストのエルファバ・・・!お見事です!

そんな魔法に満ちた世界を作り上げたのは、

ネイサン・クロウリーの担当した豪華絢爛なセット美術たち!!

これ作るの大変だったろうな・・・

と、思わず息を飲む精密で美しくて大胆なセットが全編でたっぷり楽しめます!

ちょっと日本の伝統工芸を思い起こさせるような、細部の細かいところまでこだわり作り上げられたセットの数々は見事のひとこと!

これはアカデミー賞美術賞も納得のすばらしいできでした!

次に観るときには、セット美術の数々にも目を配ってしっかりと目に焼き付けておきたいと思います!

衣装の造り込みにも大注目!

そしてもちろん、

アカデミー賞衣装デザイン賞を受賞した

ポール・タゼウェルの衣装デザインも本当に素晴らしかったです!

どの衣装も、ものすごく手がこんでいるのが画面越しでも良く分かる仕上がり。

幾重にも重なっているフリルや、全面にびっしり施された刺繍など。

造形も、どうやってこの形になっているんだろう?

と、目を凝らして見たくなります!

今ちょうど、TOHOシネマズ日比谷の入っている東京ミッドタウン日比谷の1F で映画で使われた衣装の展示があるのですが、

どれも凝りに凝った衣装ばかりで、1着作るのもものすごく大変なんだろうな、と驚きでした!

開催期間中に、お近くを通られる際にはぜひ一目実物の衣装を見ていってくださいね!

映画『ウィキッド ふたりの魔女』をもっと楽しむために:『オズの魔法使い』を観ておこう!

この映画『ウィキッド ふたりの魔女』は、

ブロードウェイミュージカルの『ウィキッド(Wicked)』の映画版なのですが、

実際に映画を観てきたところ、その内容は、あの名作映画

『オズの魔法使い』

この映画にかなり大量のオマージュを捧げていました!

もちろん、この名画を観たことがなくとも楽しめる内容にはなっていたのですが、

観てからのほうが、「あ、これあのシーンのオマージュだ」というところがたくさん出てくるのでおすすめです。

特に、冒頭のシーンは、『オズの魔法使い』のエンディングからの続きとなっていますので、

内容を頭に入れておいた方が分かりやすいですよ。

また、両者の「エメラルドシティ」の描き方の違いなど、

時代の違い・作風の違いも分かって、映画をもっと深く楽しめるようになると思います。

私も直前にこの名画を観ていたので、「観ておいてよかった!」というのが正直な感想です。

もちろん、この映画『ウィキッド ふたりの魔女』を観終わった後に、改めて『オズの魔法使い』の方を観るのもいいと思いますが、

どちらの順番でも、この名作を改めて観てみるときっと映画の世界をもっと楽しめると思いますよ!

しかも『オズの魔法使い』って、実はあの『風と共に去りぬ』を撮ったヴィクター・フレミングの監督作品だったんですね!

こんな映画史に残る名作を2本も、しかも同じ年に撮ってた!って知って、

それだけでも今見直してみる価値はあると思います!

映画『ウィキッド ふたりの魔女』は2部構成!

そんな全世界で大ヒットの映画

『ウィキッド ふたりの魔女』

実は2部構成の作品で、今回公開されたのは「パート1」なのです!

続編となる「パート2」は、

『ウィキッド:フォー・グッド』

というタイトルで、同じくジョン・M・チュウが監督、

キャストではエルファバ役シンシア・エリヴォ、グリンダ役アリアナ・グランデも続投予定ということです。

もちろん、今作でアカデミー賞を受賞した、

美術のネイサン・クロウリー、衣装デザインのポール・タゼウェルにも続投して欲しいですね!

気になる公開日は、現在のところ2025年11月21日に予定されているとのことです。

しかし、今作も日本ではなぜか4ヶ月も遅れての公開でしたので、続編もおそらくは2026年に入ってからの公開となるのかな?

待ち切れないですよね!

しかも今は日本では公開してなくても、SNSなどでどんどん情報が入ってきてしまうから、

できるだけネタバレを防ぐ意味でも同時公開して欲しいです!!

というか同時公開してくれ!!

映画会社の皆さん、どうぞよろしくお願いします!

映画『ウィキッド ふたりの魔女』ぜひ観てね!

ということで、

ブロードウェイの大ヒットミュージカル『ウィキッド(Wicked)』を映画化した

『ウィキッド ふたりの魔女』

IMAXの大画面&大音響で張り切って観てきたのですが、

主演のシンシア・エリヴォとアリアナ・グランデの歌も演技も想像を超えて素晴らしく、

そしてVFXを駆使したビジュアル、目を見張るセット美術、豪華絢爛な衣装など、

噂にたがわぬ、とにかく圧巻の映画でした!

今も名作として愛され続ける往年のミュージカル映画も、公開当時はこんな熱気に包まれていたのかな?

と思ってしまうような、観終わった後には会場を静かな熱気が包んでいるような雰囲気は、

劇場で体験することができて心から良かったと思っています!

これはすでに私の中では2025年を代表する1本になりました!!

まだ観ていない方は、ぜひ上映中に一度は映画館に足を運んで、

この熱気を体験してみてくださいね!

  • この記事を書いた人

イレーネ@映画&海外ドラマ

映画&海外ドラマ大好きです。好きなジャンルはファンタジー・SF・歴史もの・コメディなどなどいろいろ見ます。 *映画館ではIMAX推し *サブスク廃人進行中 → Netflix, Disney +, アマプラ, U-NEXT

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