またまたゴールデングローブ賞で歴史的快挙が起きました!
『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
で、先住民のモリー役を演じて圧倒的な存在感を示した
リリー・グラッドストーンさん
ゴールデングローブ賞主演女優賞(ドラマ部門)を受賞しました!
先住民の血を引く俳優として初の受賞です。
映画の中では大物俳優たちを相手に堂々とした演技を披露して、納得の受賞でした!
日本ではまだあまり知られていない俳優さんですが、その演技力は確かなもの。
一体どんな人なのか、調べてみました!
リリー・グラッドストーン『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』でゴールデングローブ賞受賞!
ということで、マーティン・スコセッシ監督作品
『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
この映画で先住民のモリー役を演じて圧倒的な存在感を示した
リリー・グラッドストーンさん
ゴールデングローブ賞主演女優賞(ドラマ部門)を受賞しました!
これは先住民の血を引く俳優さんとしては初の快挙とのことですが、
映画を見た身としては、出自関係なく圧巻の演技だったので当然の受賞かと思います!
スコセッシ監督作品で、
共演はロバート・デ・ニーロ、レオナルド・ディカプリオという、
映画界の超大物揃いの中で、あれだけの堂々とした演技を披露できたのは本当に素晴らしいですよね。
ディカプリオと一緒のシーンが多かったですが、あのディカプリオを前に一歩も引かない存在感には、
「えっ、こんな女優さんいたの?すごい」
と、驚かされました!
演技も自然だし、何よりも疑いや不安の葛藤を表現する演技力は圧巻でしたよ!
さすがスコセッシ監督が大役に抜擢しただけのことはある!
すごい女優さんが登場してきたと思います!
ゴールデングローブ賞受賞おめでとうございます!
リリー・グラッドストーンってどんな人?
さて、そんな映画
『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
で、先住民のモリー役を演じて圧倒的な存在感を示した
リリー・グラッドストーンさん
ゴールデングローブ賞主演女優賞(ドラマ部門)を受賞
という快挙を成し遂げたわけですが、
正直ここ日本ではまだ知られていない俳優さんだと思います。
いったいどんな人なのでしょう?
気になったので調べてみました。
先住民の血をひいて
リリー・グラッドストーンさん
1986年8月2日生まれ
父方はアメリカの先住民ブラックフット族、ネズ・パース族の血を引いていて、
リリーさんはモンタナ州ブラウニングにあるブラックフット族の居留地で育ったのだそうです。
母方はヨーロッパ系で、なんとイギリス元首相ウィリアム・グラッドストンの遠戚に当たるのだとか。
そんなバックグラウンドを持つリリーさんは、11歳の時にシアトルに家族で移住。
演技の勉強を始め、子役からキャリアをスタートします。
その後モンタナ大学に進学、演技・演出とネイティブ・アメリカン研究を学んで卒業、
その後、俳優としての本格的な活動をスタートさせます。
すでにインディペンデント映画界では高い評価
リリーさんの映画デビューは、
『ジミーとジョルジュ 心の欠片を探して』 (2012)
その後2本の映画に出演したのち、
インディペンデント映画界の大物監督であるケリー・ライカート作
『ライフ・ゴーズ・オン 彼女たちの選択』
に出演。
その演技は高い評価を受け、
ロサンゼルス映画批評家協会賞助演女優賞
ボストン映画批評家協会賞助演女優賞
などを受賞しました。
これがキャリアの重要な転換点となり、
同じくケリー・ライカート監督の『ファースト・カウ』(2019年)に出演したのち、
ついにハリウッドの大作映画
『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
の出演となるのです!
『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』で大ブレーク!
リリーさんは2023年、マーティン・スコセッシ監督作品
『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
に、先住民のモリー役で出演!
オーディションを経てこの役を勝ち取ったそうですので、スコセッシ監督のメガネにかなっての抜擢ということですね。
この映画で、ロバート・デ・ニーロ、レオナルド・ディカプリオという超大物俳優たちを相手に堂々とした演技を披露し、
モリーの複雑な感情の揺れを見事に表現!
この演技は高く評価され、
ついに
ゴールデングローブ賞主演女優賞(ドラマ部門)を受賞
ハリウッドの頂点にいきなり駆け上がっての大ブレークとなりました!
この映画に出演するまでは日本ではあまり知られていなかったので、
彗星のように現れてあっという間に成功した俳優さんのように思われるかもしれませんが、
実はインディペンデント映画界ではすでに高い評価を得ていた女優さんですので、
いきなり登場したというよりは、しっかりと実力を磨いて階段を登ってきての成功ということですね。
先住民役では役柄も限られている中で、見事にキャリアを重ねられてきたと思います。
作品選びも上手で才能ある監督さんたちとタッグを組んできていますので、
これからもさらなる活躍を見せてくれることでしょう!
映画では、原作小説と違ってモリーに焦点を当てた構成になっているのだそうです!原作小説も読んでみたいですね
リリー・グラッドストーンさんをこれからも応援したい!
ということで、話題の映画
『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
この映画で、先住民のモリー役を演じて圧倒的な存在感を示した
ゴールデングローブ賞主演女優賞(ドラマ部門)を受賞した
リリー・グラッドストーンさん
映画の中では大物俳優たちを相手に堂々とした演技で納得の受賞なのですが、
日本ではまだあまり知られていない俳優さんですので調べてみたところ、
すでにインディペンデント映画界では高い評価を得ている実力派俳優さんで、
満を侍しての大作映画への出演でブレークを果たしていました。
あの大物俳優たちと渡り合った確かな演技力を持っていますので、
これからのリリー・グラッドストーンさんが一体どんな素晴らしい演技を披露してくれるのか、楽しみに応援していきたいと思います!
リリー・グラッドストーンさん、オスカー獲得はならず!
この注目の新進女優
リリー・グラッドストーンさん
マーティン・スコセッシ監督作
『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
での演技を高く評価され、
2024年(第96回)のアカデミー賞で主演女優賞にもノミネート!
ゴールデングルーブ賞に続いての受賞が注目されていましたが、
アカデミー賞ではエマ・ストーンが主演女優賞を獲得!
惜しくもオスカー受賞には至りませんでした!
とても残念ではありますが、おそらくは薄氷の差だったと思います!
それくらい、どちらの演技も見事でした!
アカデミー賞の場合はこれまでの実績なども考慮されそうですし、
すでにハリウッドを代表する女優として長く活躍している実績のあるエマ・ストーンの方がやや有利に働いたかと思われます。
しかし、リリー・グラッドストーンさんがこれまでほぼ無名だったことを考えると、
エマ・ストーンと実質一騎打ちでオスカーを争ったのは見事な戦いでした!
それだけリリー・グラッドストーンさんの演技への評価は高かったことの証ですし、
おそらくはこれから何度もノミネート、受賞のチャンスがめぐってくると思われますので、
リリー・グラッドストーンさんのこれからの活躍に期待したいと思います!
2024年(第96回)のアカデミー賞の結果について詳しくは、こちらの記事もあわせてどうぞ!