２０世紀初頭のイギリス貴族の豪邸を舞台にして、世界的に人気のドラマ
「ダウントン・アビー」
あの人気シリーズの、劇場版第２弾！
『ダウントン・アビー／新たなる時代へ』
今度は前作の1年後の1928年が舞台で、
オリジナル・キャストたちがふたたび大集結！
すっかりおなじみになったクローリー家の人々や、使用人たちのその後を見ることができて、
懐かしい同窓会みたいな映画になってます！
今度はダウントン・アビーで映画を撮りたい、という撮影チームたちがやってきて、
相変わらず屋敷を切り盛りするメアリーと使用人たちは大忙しです・・・！
『ダウントン・アビー／新たなる時代へ』 あの名作ドラマの劇場版第２弾見てきました！
２０世紀初頭のイギリス貴族の大豪邸「ダウントン・アビー」を舞台にして、
貴族の一家やその使用人たちの人間ドラマを描いて世界的に大人気となったドラマ
「ダウントン・アビー」
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ドラマシリーズは2015年に終了しましたが、
その人気を受けて製作されたのが
この劇場版第１弾の詳しいレビューは、こちらの記事もあわせてどうぞ！
こちらの2020年に公開された劇場版映画も大ヒットとなり、
今年2022年には劇場版第２弾が公開されました！
『ダウントン・アビー／新たなる時代へ』
再びあのオリジナル・キャストたちが再集結して、
前作から1年後のダウントン・アビーを舞台に、クローリー家の人々と使用人たちのその後を描きます。
今度はあの大豪邸で映画撮影が行われる！というストーリーで、
それは映画ファンとしても見てみたくなりますよね！
1920年代当時の映画撮影・・・
機材もなにもかも全く別世界でしょうし、小道具などの時代考証に凝っていることでも有名なドラマシリーズでしたので、それを見せてもらえるのはありがたい！
ちょうど、公開直後の土曜日が映画の日！というのもあり、さっそく映画館へ出かけてきました！
公開直後の週末だけど、それほど混み合うこともなく、すんなりと真ん中のシートが取れたので、
あんまり入ってないのかな？と思ったシアター内では、他の映画館では見慣れない光景が・・・
そう、観客の方達の年齢層が、渋くなってる！
人生の先輩たちに囲まれながらの映画鑑賞となりましたが、
そういう固定ファンがいるドラマシリーズなので、劇場版も作ればヒットするわけですね！
もちろん、そのほかのいろんな年齢層の方々も集まっていて、こうやってみんなで映画見れるっていいな、
なんて、ほっこりしながら映画鑑賞をしてきました！
また劇場の大画面で、おなじみのクローリー家の人たちと使用人の皆さんの様子を見ることができて、
まるで懐かしい親戚の家に行ったみたいな・・・
って、あんな豪邸に住んでる親戚なんていませんが、とにかくこの屋敷の人たちの長い年月をドラマで見てきたので、
また会えてよかった
という変な安心感がある映画鑑賞でしたよ！
映画の中の人間関係も、オリジナルドラマのひりひりとするような軋轢はなくって、基本みんな仲良し！
意外なほどみんないい人になっています。
メアリーとイーディスの姉妹も、あんなに仲悪かったのにね・・・
トーマス・バローなんて、全くの別人のようになっています。
まあ２時間の映画におさめるためには、それぞれがイチイチ揉めてるわけにもいかないので仕方ないか。
そんなわけで、みんなの楽しそうな、仲良さそうな姿も見ることができます！
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＊このシリーズの脚本家ジュリアン・フェロウズは現在、「アメリカ版ダウントン・アビー」と言われる新ドラマ
『ギルデッド・エイジ -ニューヨーク黄金時代-』
の原案・脚本を担当し、こちらも大ヒット中です！
こちらの方が、人間関係のいさかいがバチバチ進行中なので、ドロドロした人間ドラマをまた見たい方にはオススメです！
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『ダウントン・アビー／新たなる時代へ』 のあらすじ
さて、そんな劇場版第２作
『ダウントン・アビー／新たなる時代へ』
そのあらすじは、公式サイトによりますと・・・
1928年、英国北東部ダウントン。広大な領地を治めるグランサム伯爵ロバートらは喜びの日を迎えていた。亡き三女シビルの夫トムが、モード・バグショーの娘と結婚したのだ。華やかな宴とは裏腹に、屋敷は傷みが目立ち、長女メアリーが莫大な修繕費の工面に悩んでいたところへ、映画会社から新作を屋敷で撮影したいというオファーが。謝礼は高額だ。父の反対を押し切ってメアリーは撮影を許可し、使用人たちは胸をときめかせる。
一方、ロバートは母バイオレットが、モンミライユ侯爵から南仏にある別荘を贈られたという知らせに驚く。その寛大すぎる申し出に疑問を持ち、妻コーラ、次女イーディス夫妻、トム夫妻、引退したはずの老 執事カーソンとリヴィエラへと向かう。果たして海辺の別荘に隠された秘密は、一族の存続を揺るがすことになるのか―！？
ということで、今回のストーリーの目玉は三つ
- トムの結婚式
- 屋敷での映画撮影
- 南仏の別荘でバカンス
という、豪華盛りだくさん！
大邸宅での映画撮影が最大の見せどころではありますが、トムの結婚式も華やかだし、
今回初登場の南仏のヴィラの豪華さも必見！
あ〜、こんなヴィラに一度でいいから泊まってみたいな、とうっとりする華やかさ。
見終わった後には、まるで小旅行に行ってきたような満足感がありましたよ！
『ダウントン・アビー／新たなる時代へ』 の見どころ ＊＊ネタバレあり＊＊
ということで、人気ドラマシリーズの劇場版第２弾
『ダウントン・アビー／新たなる時代へ』
安定の面白さで楽しんできたわけですが、
ここからは見てきて個人的に「見どころ！」と思ったところをご紹介していきたいと思います！
ただ、ところどころどうしても本編の内容に触れてしまうところはありますので、まだ劇場で見ていなくて、できる限り新鮮な状態で映画を見たい方は、以下は映画を見た後にぜひ読んでくださいね！
＊ネタバレ注意＊
＊ネタバレ注意＊
『ダウントン・アビー』 のオリジナル・キャスト大集結！
嬉しいことに、今回の劇場版第２作でも、
オリジナル・キャストの多くが帰ってきてくれてます！
クローリー家の人々
ロバート・クローリー（グランサム伯爵）： ヒュー・ボネヴィル
コーラ・クローリー（グランサム伯爵夫人） ： エリザベス・マクガヴァーン
メアリー・クローリー ： ミシェル・ドッカリー
イーディス・クローリー ：ローラ・カーマイケル
トム・ブランソン ： アレン・リーチ
バイオレット・クローリー ：マギー・スミス
使用人の人々
チャーリー・カーソン： ジム・カーター
エルシー・ヒューズ： フィリス・ローガン
ジョン・ベイツ： ブレンダン・コイル
トーマス・バロー： ロブ・ジェームズ＝コリアー
アンナ・スミス： ジョアン・フロガット
デイジー： ソフィー・マックシェラ
などなど・・・
登場人物が多すぎて全部はご紹介しきれませんが、
ドラマシリーズでおなじみの顔がずらり！
久しぶりの撮影で、よくこれだけのキャストが集まりましたね！
もちろん、ドラマの中で亡くなってしまった方々が登場することはないんですが、
とりあえずこれだけスケジュールを合わせて集合できたのは嬉しい限りですね！
なんといっても、キャストが大人数ですから！
もちろん、出てこなかったキャストの方達もいるんですけど、
それを考えてもこれだけ集まったのはすごい！
ドラマ終了後も登場人物たちの人生は続いていた・・・って思えるのも、なんかうれしいものですよね！
このクローリー家の人たちに会いにいくだけでも価値がある！って映画なのがすごい。
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大豪邸で映画撮影・・・！
そして今回の目玉は、
大豪邸「ダウントン・アビー」での映画撮影です！
1920年代の映画界・・・
というと、ちょうどサイレントからトーキーに移り変わる頃。
この頃を舞台にした映画はたくさんあるからある程度は知っていたつもりだったけど、
この映画では時代考証も凝っていて小道具などにもこだわっているので、
映画の機材も今とは全然違ってて、見ているだけでも楽しいです！
え？音の録音ってそうやるの？！
って、知らなかったこともたくさん！
今は手持ちカメラでも撮影できちゃうくらいだけど、
昔の映画撮影は大変だったんだな〜。
そして、女優さんのメイクやファッションを見てるのも楽しかったですね！
そんな映画撮影に、クローリー家の人たちも巻き込まれていくのはなんだかストーリーが安直な気もするけど、
この劇場版ではドロドロの人間ドラマもよりシンプルで、楽しいコメディタッチの映画撮影を見ることができます！
そして常々私も、メアリー役のミシェル・ドッカリーさんのハスキーボイスは素敵！と思っていたので、
今回の映画撮影のシーンではその声を楽しむことができました！
南仏のヴィラでバカンス！
そして今回では、
クローリー家の方々が、とある事情で
南仏のヴィラに滞在！！
これがまた、豪華なヴィラ！！
内部の装飾などもすごくて、まるでおとぎ話。
こういった、往年の建築を小道具も一緒に見せてくれるのが、このシリーズの真骨頂！！
一緒にうっとりと豪邸の中を見させていただきました！
そしてこのヴィラには、バイオレットおばあさまの若い頃の秘密が？！
っていう、ちょっとサスペンス＆コミカルなところも楽しかったです。
クローリー家の人たち、秘密がたくさん？！
バイオレットおばあさま・・・ ＊＊ネタバレあり＊＊
そして今回はついにこの瞬間が来てしまった・・・
気難しやで、プライドは人一倍の昔気質の
バイオレットおばあさま
普通に考えたら困ったおばあさんなんですけど、
これをイギリスの名優マギー・スミスがチャーミングに演じてくれてて、大好きなキャラクターです。
そんなおばあさまに、ついに最後の時が・・・
でも、ファンのみんなが「こうあってほしい」と願っていた最後をそのままに作ってくれていたので・・・よかった・・・
痴呆症もなく、苦しい闘病もなく、ギリギリまで普通に話して・・・
人間誰しも、こんなふうに旅立ちたい、と思っているはず。
そうじゃないから、いろいろとツラいことがあるわけで・・・
そんないろんなことを考えながら、おばあさんの最後の時を迎えました。
これまでこのシリーズを支えてきた、影の立役者がこれで退場となってしまって、
この後このシリーズはもう続けて撮ることはないのかな・・・いよいよ終了か・・・と少し思ってしまいましたが・・・
でも、メアリーが今後どうやってあの「ダウントン・アビー」を守って次世代に引き継いでいくのか、それをまた見てみたいなあ、とも思うので、
できればこのシリーズは続けてほしいのですが・・・
というように、これまで以上に色々と考えさせられるエンディングとなりました・・・
『ダウントン・アビー／新たなる時代へ』 ぜひ一度ご覧ください！
ということで、
２０世紀初頭のイギリス貴族の豪邸を舞台にして、世界的に人気のドラマ
「ダウントン・アビー」
あの人気シリーズの、劇場版第２弾！
『ダウントン・アビー／新たなる時代へ』
オリジナル・キャストたちがふたたび大集結しての２作目で、
なんだか懐かしい同窓会みたいな映画でした。
今度はダウントン・アビーで映画撮影があったり、
南仏のヴィラに行くことになったり、
今回も盛りだくさんで、ドラマよりずっと明るいエンタメに仕上がっていて見ていて楽しかったです。
そして大画面で見ると、豪邸の大きさが実感できますので、ぜひスクリーンで上映中に、一度は見に行ってみてくださいね！
この映画『ダウントン・アビー/新たなる時代へ』は現在DVD＆ブルーレイ、各種動画配信サービスで見ることができます！
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劇場版第１弾もあわせて観てくださいね！
この劇場版第１弾の詳しいレビューは、こちらの記事もあわせてどうぞ！
＊劇場版映画を見ると、ドラマ版も見直したくなりますよ！
「ダウントン・アビー」
U-NEXTで『ダウントン・アビー』シーズン１を見放題で見る
＊このシリーズの脚本家ジュリアン・フェロウズは現在、「アメリカ版ダウントン・アビー」と言われる新ドラマ
の原案・脚本を担当し、こちらも大ヒット中です！ぜひ合わせてオススメです！
本ページの情報は2024年4月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
