いよいよ今年もノミネートが発表されました!
映画界の一大イベント
2025年(第97回)アカデミー賞
果たして今年の栄冠は誰の手に・・・?
発表されたノミネートのリストから、
受賞してほしい作品と予想も交えてご紹介していきたいと思います!
好きな作品が受賞するとは限らないですけれども、
これも年に一度のお祭りですので、楽しんで結果を待ちたいと思います!
アカデミー賞ノミネート作品発表!希望から予想してみます[アカデミー賞2025]
それでは、今回発表された、
2025年(第97回)アカデミー賞ノミネート作品
いったい栄冠はどこに行くのでしょう?
主要部門のそれぞれの候補をご紹介しながら、個人的な希望も含めて、予想してみたいと思います!
作品賞
それではまずは作品賞です!
今年も話題作が勢揃いで、熾烈な戦いになりそうですね!
昨年度のように、圧倒的に強い!と言える作品が突出しているというよりは、どれも有力作品で予想が難しいことになりそうです!
- 『ANORA アノーラ』
- 『ブルータリスト』
- 『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』
- 『教皇選挙』
- 『デューン 砂の惑星PART2』
- 『エミリア・ペレス』
- 『I’m Still Here』
- 『Nickel Boys』
- 『サブスタンス』
- 『ウィキッド ふたりの魔女』
と、これはどれが取ってもおかしくない!
でも、今年最多ノミネート(13部門)の『エミリア・ペレス』はここに来て、主演のスキャンダルでトーンダウンした模様。
そうなると、他の有力候補『ANORA アノーラ』、『ブルータリスト』、『教皇選挙』といった作品が抜き出てきた印象です!
アカデミー賞は毎年、歴史大作が強い傾向があるから、『ブルータリスト』、『教皇選挙』が競い合っているかな?
どちらが取ってもおかしくない前評判の高さです。
ただ、カンヌ映画祭を制覇した
『ANORA アノーラ』
が取る可能性も大!
そして、ティモシー・シャラメがあのボブ・ディランの若い頃を熱演した
『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』
も、まだ分からない!ティミーのファンとしても気になるところです!
ティモシー・シャラメはもう一つの主演作
この作品もすごく好きな作品なので、ぜひ取って欲しい気持ちもあります!
そして、他のいわゆる有力候補ではない作品も、予告編を見る限り力作がそろっていますから、
ひょっとしたらダークホースで受賞する可能性もまだあります!
そのほか、大ヒット作となった『ウィキッド ふたりの魔女』も、日本公開がまだなので心待ちにしているのですが、
だいたいこういうエンターテイメント性の強いヒット作は、アカデミー賞では冷遇されてしまうので、これも難しいかな・・・
でも、好きな作品は賞の結果にかかわらず好きですので、この作品も公開を楽しみに待ちたいと思います!
監督賞
それでは次は、監督賞です!
例年こちらは作品賞を撮った監督とかぶっているノミネートとなっています。
- ショーン・ベイカー(『ANORA アノーラ』)
- ブラディ・コーベット(『ブルータリスト』)
- ジェームズ・マンゴールド(『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』)
- ジャック・オーディアール(『エミリア・ペレス』)
- コラリー・ファルジャ(『サブスタンス』)
作品賞を取れなかった監督にあげるとすれば、どの監督にも同じくらいのチャンスが!
この中だと、やはりショーン・ベイカー(『ANORA アノーラ』)、ブラディ・コーベット(『ブルータリスト』)が頭一つ抜けている印象はありますが、
ジェームズ・マンゴールド(『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』)、ジャック・オーディアール(『エミリア・ペレス』)もまだまだチャンスがありますね!
こちらも結果を楽しみにしたいと思います!
主演男優賞
そして次には主演男優賞です。
こちらも、実力と人気を兼ね備えている俳優陣がずらりとそろっていて、誰が取ってもおかしくない!
- エイドリアン・ブロディ(『ブルータリスト』)
- ティモシー・シャラメ(『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』)
- コールマン・ドミンゴ(『シンシン/SING SING』)
- レイフ・ファインズ(『教皇選挙』)
- セバスチャン・スタン(『アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方』)
これも予想がすごく難しいですが!
個人的には2回目のノミネートとなるティモシー・シャラメ(『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』)に取って欲しい!!ファンだから!
まだこの映画は日本未公開ですが、歌唱シーンも全部自分で撮ったそうで、予告編を見る限りライブシーンもすごいと思います。
しかし、アカデミー賞って、こういう人気のあるいわゆる「スター」的な俳優さんにはなかなか取らせない傾向があるから・・・
作品の勢いからいっても、エイドリアン・ブロディ(『ブルータリスト』)とレイフ・ファインズ(『教皇選挙』)の一騎打ちですかね・・・
しかしどちらももうオスカー取ってるから・・・
と思ったら、まだレイフ・ファインズってオスカー取ったことないの?!信じられない!
ということは、今年でついにオスカーを手にする可能性大ですね!
しかし、オスカーを取ろうが取るまいが、現代映画界を代表する名優の一人であることに変わりはないですね!
そして、個人的にはセバスチャン・スタン(『アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方』)にも取って欲しい!
この映画はすでに日本公開されて私も観ましたが、すごかったです!
顔は全然似ていないのに、話し方、身のこなし方、表情などで完全にトランプになりきっていました!
こんなことできるのか!と驚愕!
この熱演、オスカー何個かあげてもいいくらいですよ!
主演女優賞
それでは次は主演女優賞です!こちらも豪華な顔ぶれですが、この部門は有力候補が1強かな?
- シンシア・エリヴォ(『ウィキッド ふたりの魔女』)
- カルラ・ソフィア・ガスコン(『エミリア・ペレス』)
- マイキー・マディソン(『ANORA アノーラ』)
- デミ・ムーア(『サブスタンス』)
- フェルナンダ・トーレス(『I’m Still Here』)
ここは、映画の勢いから言っても、マイキー・マディソン(『ANORA アノーラ』)の一択かな?という気がしています。
しかし、デミ・ムーア(『サブスタンス』)の怪演はまだ日本未公開ながら話題になっていますので、ひょっとしたらひょっとするかも?
そしてフェルナンダ・トーレス(『I’m Still Here』)もかなり前評判が高いので、受賞する可能性もあり?
こちらも結果がどうなるか、気になりますね!
助演男優賞
そして個人的に一番混沌としているかな?と思うのが助演男優賞!だれが取ってもおかしくないほど豪華な顔ぶれです!
- ユーラ・ボリソフ(『ANORA アノーラ』)
- キーラン・カルキン(『リアル・ペイン〜心の旅〜』)
- ガイ・ピアース(『ブルータリスト』)
- エドワード・ノートン(『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』)
- ジェレミー・ストロング(『アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方』)
今回初ノミネートとなるユーラ・ボリソフ(『ANORA アノーラ』)を除いては、すでに数多くの作品で高い評価を受けているそうそうたるメンバー!
映画の勢いでいえばガイ・ピアース(『ブルータリスト』)が強い気もするけど、
ジェレミー・ストロング(『アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方』)は映画を観た限り圧巻の怪演でした!
これ、オスカーあげないとかわいそうなんじゃ?と思ってしまいますが、映画の題材が題材だけに、ちょっと難しくなっているかも。
そして『メディア王』でジェレミー・ストロングと兄弟役で一緒に名演技を見せたキーラン・カルキン(『リアル・ペイン〜心の旅〜』)!
すでにゴールデングローブ賞も取っているし、オスカーも取るかも?
これは一体誰が受賞するか、楽しみですね!
助演女優賞
そして最後に助演女優賞です!こちらも難しい!でもやっぱりあの人かな・・・?
- モニカ・バルバロ(『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』)
- アリアナ・グランデ(『ウィキッド ふたりの魔女』)
- フェリシティ・ジョーンズ(『ブルータリスト』)
- イザベラ・ロッセリーニ(『教皇選挙』)
- ゾーイ・サルダナ(『エミリア・ペレス』)
この部門では、すでにゴールデングローブ賞も取っているゾーイ・サルダナ(『エミリア・ペレス』)が一番の候補かなと思われます。
フェリシティ・ジョーンズ(『ブルータリスト』)も強いかと思いますが、
大ベテラン!のイザベラ・ロッセリーニ(『教皇選挙』)も見逃せません!
モニカ・バルバロ(『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』)は『トップガン マーヴェリック』で女性飛行士を演じて頭角を表してきましたが、
ここで一気にオスカー女優となれるのか?も注目ですね!
アカデミー賞の行方は?授賞式が楽しみです!
ということで、今年も発表された
2025年(第97回)アカデミー賞ノミネート作品
発表されたノミネートのリストから、
主要部門の受賞について予想も交えてご紹介しました!
しかし、どれもいい作品がそろっているので、一つに絞るのは難しいですね!
投票権を持っているアカデミー会員も、当日まで悩んで決めるんだろうな・・・
とは言っても、アカデミー賞はいわゆる白人の老人ウケする作品が強い、と批判されてきましたので、
今年はさて、どうなることか・・・?
一映画ファンとしては、好きな作品や俳優さんが取ってくれれば嬉しいですけど、
オスカーを取っても取らなくても好きな作品も俳優さんも変わらないので、
まあ年に一度のお祭りとして、授賞式を楽しみに待ちたいと思います!
気になる授賞式は3月2日(日本時間3日の昼)!
どんな結果になるのか、注目ですね!
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